何歳から始めれば良いですか?というご質問を頂きますが、始める時期は、子どもそれぞれに適正な時期があります。不正咬合により骨の成長等に悪影響が出る場合は、早めに治療を始めた方がよい場合もあります。

子どもの矯正の場合も、治療を始める前には詳しい検査を行います。矯正治療を行う際に、相談へ行くと健康な歯まで「抜かないと治らない」と言われてしまうケースが多くございます。キッズ矯正では、精密な検査と診断のもと、健康な歯を抜かずに治療を行います。成長期の間に、正しい咬み合わせへと修正してあげることで、見た目だけではなく健康的にも、お子様の将来に良い影響を与えます。

お子様の様子について、ご相談下さい。

  • いつも口が開いている
  • 前の歯・下の歯が前に出てきている
  • ガタガタしていて、磨きにくい歯並び
  • 舌を出したり、爪を噛む癖がある など

子どもの歯並びの特徴

口呼吸の子が多い

最近、アレルギー・花粉症、うまく鼻をかめない子どもが増えてきています。そのため、鼻で呼吸をすることができなかったり、呼吸しにくいため口呼吸の子どももとても多くなってきています。

それだけではなく、舌の位置も大きく関係してきます。舌を正しい位置に置くことができない子どもは、舌が前にでてきたりしてポカンとお口が空いたまま自然と口呼吸をしていることがあります。舌で歯を押している状態が続くと、歯並びも崩れてきてしまいます。そのため、矯正治療をしても舌を置く位置を正すことができないと、後戻りする可能性も出てきます。

口呼吸では何がいけないの?

  • お口の中が乾燥してしまうため、虫歯や歯周病になりやすい
  • 下顎が後退し、上顎が前に出てくる
  • 顔が面長になってくる
  • 前歯の歯並びが崩れてくる
  • 発音しにくくなる
  • 鼻呼吸のように空気の加湿・温度の調整・清浄ができず、口呼吸では空気をそのまま体内に取り入れてしまう

上下の顎が小さい

ハンバーグ・スパゲティなどの柔らかい食べ物ばかりを食べる子や、ジュースなどと一緒に流して飲み込んでしまう子が増えてきています。そのため、咀嚼回数も不十分となり顎がなかなか成長しません。顎が小さなまま永久歯の萌出を迎えると、歯が顎に並びきれずにデコボコとした歯並びになることがあります。

悪癖がある

指しゃぶりの癖がとれない

2才頃までの指しゃぶりは、吸う本能によるもので、やめさせる必要はありません。しかし、3才を過ぎても指しゃぶりの癖が残っていると、咬み合わせや発音に影響を及ぼします。お子様のペースで、少しづつ指しゃぶりをやめられるようにしましょう。

舌を前に出す

舌を前に出す癖があると、自然に前歯を押し出していることがあり、前歯が前に動いてしまいます。歯列が崩れる原因となりますので、むりのないように、舌を正しい位置に置くトレーニングをしましょう。

頬杖をつく、うつぶせになる

顎の形態を悪くする原因になります。歯並びや顔の形にも影響がありますので、姿勢に気を付けましょう。

歯並びに影響を与える癖

子どもの矯正治療イメージ

3才以降の指しゃぶり

2才頃までの指しゃぶりは、吸う本能によるもので、やめさせる必要はありません。しかし、3才を過ぎても指しゃぶりの癖が残っていると、咬み合わせや発音に影響を及ぼします。お子様のペースで、少しづつ指しゃぶりをやめられるようにしましょう。

舌を前に出す

舌を前に出す癖があると、自然に前歯を押し出していることがあり、前歯が前に動いてしまいます。歯列が崩れる原因となりますので、むりのないように、舌を正しい位置に置くトレーニングをしましょう。

頬杖をつく、うつぶせになる

顎の形態を悪くする原因になります。歯並びや顔の形にも影響がありますので、姿勢に気を付けましょう。

子どもの矯正治療が必要な理由

遺伝、むし歯、悪癖などさまざまな原因による不正咬合はお子さまの健康にさまざまな影響をあたえます。いったいどんな影響があるのでしょうか?

筋肉・骨の発育不良

咬み合わせが悪く、よく食べ物を噛んで食べることが出来ないと、噛む力はどんどん弱くなっていきます。食べにくい状態をそのままにしておくと、正しく咬めないことが当たり前となってしまい、肩や筋肉、体の軸のバランスもズレていきます。咬み合わせが悪いための筋肉の発育の不良は、顎の骨の成長を遅らせたり、顔の形にも影響を与えます。筋肉や骨に影響がありますので、肩こりや頭痛といった症状が出たり、姿勢が悪くなったりすることもあるのです。

むし歯・歯周病

乱れた歯並びは、狭く細かいところにまで歯ブラシが届かず、むし歯や歯周病の原因となることがあります。重なった歯や、デコボコになっている歯と歯の隙間を磨くのは、なかなか難しいことだと思います。キレイなお部屋と散らかったお部屋では、キレイなお部屋の方が掃除しやすいのと同じで、お口の中もキレイな歯並びのほうがお掃除しやすいのです。

発音

舌を正しい位置に置くことができない場合があり、正しい発音ができなかったり、うまくしゃべれなかったりします。

見た目

顔の筋肉がうまく発達しないと、表情が乏しくなってしまいます。歯並びや表情にコンプレックスを抱くことで、なかなか笑顔になれないお子さまもいらっしゃいます。

矯正治療はいつから始めればよいの?

子どもの矯正治療イメージ
矯正治療の原因や、始め時は人それぞれです。矯正期間を短くするためにも、適切な時期を見極めていきましょう。矯正治療を始める最適な時期はおひとりおひとり違います、早く治療した方が良いケースと、最適な時期を待っていても間に合うケースがあるので、やみくもに早く始める必要はありません。

矯正治療はお口の中にさまざまな器具や装置を入れますので、ストレスを感じるお子さまもいらっしゃるでしょう。だからなるべく矯正治療の期間は短い方が良いと考えています。生えてきた永久歯の歯が少々ゆがんでいるからと、あわてて矯正治療をしても、次に生えてきた歯に押されて再びゆがむこともあります。そういったことで一喜一憂しないためにも、歯医者さんのところに通って、治療の最適な時期を見極め津べきだと思います。特に早く進める必要がなければ、永久歯がだいたい生えそろったころから始めると、矯正期間を短縮できます。永久歯が生えるたびにゆがみを治していては、生えそろうまで7,8年、長い子だと中学生や高校生になるまで、10年ほどかけて矯正治療を続けているケースもあるそうです。

最適な時期に行えば、1~2年で終えられるので、子どものストレスを減らすためにも、お父様・お母様の負担を軽くするためにも、治療を始める時期の見極めはとても大切です。

成長期において早めに観察を開始した方がよいケース

  • 受け口
  • 顎が左右にズレている場合(顎偏位)
  • 極端にガタガタに生えてきている
  • 上の歯が出ていて、下の歯が見えないくらい上の歯が下の歯を覆っている場合
  • 下顎が後退している場合(顎の関節にも影響が出やすい)

子どもの歯並びの種類

叢生・乱杭歯

叢生とは、前歯、あるいは奥歯も、互い違いに凸凹に並んでいる状態をいいます。いらゆる「乱ぐい歯」です。よく、顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが取れていないから、乱ぐいになるといわれます。実際、顎と歯の大きさのバランスが悪いこともありますが、原因はそればかりではありません。見た目だけで判断するのではなく、なぜそうなるのか、よく考えてから矯正治療をするべきです。X線で骨の状態等を確認します。

上顎前突

上顎前突には、上顎の前歯が出ている場合、下顎が後ろに下がっていて、上顎の前歯が出て見える場合の2つがあります。同じように見えて、原因はさまざま。当然、治療法も違ってきます。

下顎前突・反対咬合

「受け口」や「反対咬合」ともいわれますが、下の歯が前の歯より前に出ていて、かみ合わせが逆になっている状態です。主に、歯だけに問題がある場合、顎の骨に問題がある場合の2つのケースがありますが、いずれの場合も反対咬合になる原因をしっかりと見極める必要があります。

開咬

開咬(かいこう)とは、奥歯をかみ合わせても、前歯がかみ合わない状態をいいます。 開咬になると、前歯で食べ物をかみ切ることができません。また発音も息がもれて不明瞭な場合もあります。幼少期では、指しゃぶりをしていると開咬になることもありますが、やめると自然に治ることもあります。他にも様々な原因がありますので、よく見極める必要があります。

過蓋咬合

過蓋咬合とは、咬み合わせが深い状態です。奥歯で噛むと、前歯が深く噛みこんで、下の前歯がほとんど見えない人もいます。

顎偏位

顎偏位とは歯を咬みあわせたとき、右あるいは左に咬み合わせがズレている場合をいいます。前歯をみただけで、左右のズレがすぐにわかる場合もありますが、奥歯に咬み合わせのズレがある場合は、本人でも気づいていないケースがあります。

長年、左右の咬み合わせがズレた状態になっていると、使う筋肉も偏ってしまい、見た目だけではない体の不調も起こしやすいといわれています。健康な歯を抜いたり、顎の骨の手術をしなければ治らないとされることが多いのですが、現在では健康な歯を抜いたり、手術をしたりしなくても、治せるようになってきました。

空隙歯列

空隙歯列とは、歯と歯の間に隙間がある歯並びのことで、すきっ歯とも呼ばれています。空隙歯列の原因には歯の大きさに対して顎の大きさが大きすぎたり、歯の数が少なかったりすることなどがあります。また、舌で前歯を押すことが原因となっていることもあります。まだ永久歯が生えてくる前の子供の場合には、この空隙歯列は全く異常ではありません。

この隙間がある事で乳歯よりも大きい永久歯が生えてきた時に、永久歯がきれいに並ぶ事が出来ます。むしろ、子供の時期に歯と歯の間の隙間が全くない場合には、将来永久歯が生えてきたときにスペースが足りなくなり、叢生(ガタガタの歯並び)になってしまうことが考えられます。

切端咬合

上の歯と下の歯の切端が鉗子(かんし)、毛抜(けぬき)のように噛み合う咬合のことです。上下の前歯の先端が、ちょうどぶつかってしまっている状態をいいます。上下のかみ合わせが逆になる反対咬合の一種として発現することがあります。

原因としては、舌の動きや口呼吸・顎の骨の成長の異常のために起こりやすいと考えられています。上の歯と下の歯の間に本来あるはずのスペースがなく、放っておくと、歯の先が欠けたり磨耗したりする場合があります。