2023年8月5日

 

下の前歯が重なりあって、歯の高さが1本分くらい違っています。

噛み合わせている状態だと、咬み合わせが深すぎるため、あまりわかりません。

しかし、前歯の先端同士で噛むと、前歯と奥歯の高さが違うことや、左右の咬み合わせの高さが明らかに違うことがよく見えます。

右下の3番目の歯は前に飛び出し、右下の2番目の歯は完全に内側に入っていました。

生えてこられない親知らずのみ抜歯して、その他の歯を1本も抜かずに治療をしています。

上の歯には固定の元となるインプラントアンカーを使用し、スタンダードエッジワイズ法(固定式装置)により矯正治療をしています。

矯正治療後は、下の前歯が重なり合っていた面影もなく、美しい歯並びとバランスの取れた咬み合わせになりました。