2021年4月6日

患者ケン様による矯正治療レポート動画をご紹介いたします。今回も矯正治療の準備についての動画です。

ケン様のケースは、前歯にブリッジがついています。このままですと矯正治療で1本いっぽん歯を動かしていくことができないため、ブリッジを外します。ケン様は歯の表面にブラケットという矯正治療の装置を着けて歯並びを治していきます。

ブリッジとは?

虫歯などで歯を失ってしまった場合に失った歯の隣の歯を柱として、失った歯の部分に人工の歯を補うものです。(ブリッジにはメリット、デメリットがあります。)

動画を見ていただくと、ブリッジとは何か、なぜ外すのか?イメージしていただけるのではないかと思います。

動画が再生できない方はこちら
https://youtu.be/iOlpEFY4TZw

ぴったりと着いているブリッジに隙間を開けて、歯から外れるようにします。ブリッジに縦のスリットが入っていましたね。(もちろん削ったのは天然の歯ではありません。)専用の器具でコンコンと少し力をかけてブリッジを外していきます。

外したままだと歯がない状態になってしまいますので、矯正治療用の仮歯を作製して装着します。現段階では仮歯もつながったままになっていますが、矯正治療で歯の表側に装置を着けていくときには、1本いっぽん歯を動かせるように仮歯を1歯ごと分けていきます。

今回はお口の中に「ブリッジ」という人工の歯が着いている場合の矯正治療の準備についてでした。

「被せものがあっても歯並び矯正できるの?」「自分のケースでも治療できるの?」など、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせくださいね。また次回もぜひご覧ください!